天気「雨降るも台風逸れてセミが鳴く」
お盆に父の居るお寺へ、お参りに行った。子供を連れパパに同行してもらい、兄と一緒にお参りした。お布施は、もちろん兄の持論の折半である。兄夫婦は、どんな時も出費は勝手に金額を決めて折半を押しつけてくる。しかし入金は折半しない。何故なら、兄夫婦だけが生家の養子だからである。毎年の子供達へのお年玉も彼らの年齢に合わせてあげていたが、私が病気になってからはパパへ直接電話が有って「全体の金額を合わせてくれないと困る」と言ってきたらしい。あちらは子供が二人、こちらは子供が一人。パパはそんな話聞いたこと無いと言いながらも、面倒くさがって「わかった」と返事したらしい。『兄弟平等』はもともと兄嫁の持論である。そう言えば、父への見舞金も勝手に「兄弟から」という名目で金額を決めて、三分の一払え!! と言ってきていた。私は出さなかった。相談も無しに決められて….、ウチにはウチの事情が有る。三分の一なんか払えるか(`ヘ´) プンプン。話は逸れてしまったが、とにかくお参りをしたのだ。お坊さんの読経を聞きながら、手を合わせ心の中で一生懸命「南無阿弥陀仏」と唱えていた。そうしたら汗が一杯流れてきたので、途中で何度も汗を拭き拭きお参りしていたら、急に涼しい風がどこからともなく吹いてきた。「あぁ、お父さんが風を送ってくれている」と思った。おしまい。