天気「お天気は 良いのだけれど 寒いですぅ」
歯医者さんへ行って来ました。なんか先月あたりから1回の診察代が1000円ほど高くなった様な気がします。今日も削った虫歯の中の消毒と歯周病のチェックだけなのに、どうしてなんだろう…。
昨夜は、録画してくれたフィギュアスケート男子フリーの演技を見ました。まずは滑走順でアメリカのアボット選手、とてもきれいな滑りだったのにあまり得点が伸びず本人も不満げな表情をしていました。ロシアのコフトゥン選手は、3本の4回転のうち最初の4回転がすっぽ抜けたのですが、1.02差でアボット選手を抜きました。
次はショートプログラムの上位6人による最終グループです。まずはチェコのベルネル選手。可哀想にこれが最後の演技なのにことごとくジャンプは跳べずじまいでした。そしてショート1位、日本の町田選手。「火の鳥」はオリンピックの時よりももっと自分のものにしていました。一番最初の演技が物まねの五木ひろしみたいな感じでいつも笑ってしまうのですが、その演技ももっと上達していました(爆笑)。少しジャンプミスがありましたが得点184.05合計282.26は本人も大満足でした。その後、中国のヤン選手。途中で大きく転倒して痛いのか、後半はザツな演技でボロボロでした。
それからショート3位、日本の羽生選手。ジャンプは何とかこらえて予定通り跳び、「転倒したのに金メダルとは…」といったオリンピックの汚名を返上しました。演技が終わったとたん、床にうつぶせになってしばらくは動けませんでした。後でわかった事ですが、羽生選手、実は膝と腰を故障していたそうです。そんな状況でも完璧を求めてすごい選手です。気になる点数は191.35合計282.59でした。それを知った町田選手は「えっ」という顔をしていました。まさかショートで3位だったから、完璧に演じた自分の点数を越えられるとは思ってもみなかったのでしょう。当然です。点差はたったの0.33だったのですから。
羽生選手が1人でキス&クライに座って得点が出るのを待っていたのを見て、寂しそうに見えました。でも、コーチが次に出るフェルナンデス選手の元へ行ったので仕方が無いですね。そのスペインのフェルナンデス選手ですが、ショートでは2位でフリーでは3本4回転ジャンプを跳びました。そのうちの1本は後半に持って来ました。いくら体力があるからといって大丈夫かなあと思っていたら、全然大丈夫で楽々と跳んでいました。ただ、最後の3回転ジャンプが1回転になってしまったのが得点に響いたそうです。点数の高いジャンプだったそうで…。結果、275.93に終わりました。最後は日本の小塚選手です。出場が決まってから数週間しか経っていないのによく頑張りました。得点は152.48合計238.02で、ショートと変わらず6位でした。
結果、優勝は羽生選手。町田選手は2位、3位がスペインのフェルナンデス選手でしたぁ。これで羽生選手はグランプリファイナル、オリンピック、世界選手権と3冠王になりました。史上2人目だそうです。インタビューでは、何度も何度も「意地で滑った」と言っていました。強い精神力ですね。後は体力さえあったらねぇ。表彰式では国歌の「君が代」を口ずさんでいました。隣りに居た町田選手は黙っていました。