天気「空でさえ悲痛な叫びわかるのに…」
本当はもう今月は日記を書かないつもりだった。今うつ (?) の波の真っ只中なので、静まるまで波に漂っているつもりだったから (つまりゴロゴロ寝て暮らすってこと)。でもいつも遊びに行っている掲示板のHPで、とても衝撃的な事を知ってしまって……。生まれた時から「小さな親切、大きなお世話」だった私の性格といたしましては、とても黙ってはいられなくて直ぐにでも掲示板にもの申すつもりだった。でも、主人からストップがかかって…。つまり「お前は非常に過激な性格だから病気になるほど脆い人間にとっては、わかっていても止められない弱さを攻められている様な気持ちになるだろう。あるいは新参者のくせにと腹を立てる人も、中にはいるかもしれない。それともう一つ、自分も病気で不調の真っ只中なのにそんな公の場で冷静に優しく書くなんて事出来るはずないだろう!!」という事で、「どうしても書かずにはいられないのなら、自分の日記にぶちまければいいだろう!!」と怒られてしまった(x_x;)シュン……。
だからここに書きます。今この日記を読んでいる「うつ病」の人達みんなへの、私からのメッセージを…….。
私が発病した当時 (今から約1年と2ヶ月前) は『気分障害の中のうつ病エピソード』で分類すれば、「精神病症状を伴う重症うつ病エピソード」にあてはまります。お医者様ははっきりとは言いませんでしたが、『気分障害 (うつ病or躁鬱病) 』は必ず治る病気なので、わざと言わなかったのだと思います。本人や家族がビックリして、一生治らない精神病と勘違いしない為の配慮だと思う。不眠・妄想・幻聴・口渇 etc….. そして生命放棄的な考え。私自身恐ろしくなって自ら夫に頼んで精神病院へ連れていってもらいました。そんな状態が続いた半年間、トイレとお風呂 (病院へ行く前日しか入れなかった) 以外は、小学校時代からしてきた簡単な家事 (みそ汁を作ったり、お米をといだり、洗濯機を回したり…) さえも仕方を忘れていて、簡単な字も忘れ、言葉も間違えて笑われ、選挙の宣伝カーの音に怯え、TVの日本語さえ鬱陶しく (音楽は平気?、英語は意味が分からないから綺麗な音として聞けた!)、「私なんか、皆の邪魔になるばかりだから早く消えて無くなりたい」と何度願ったことか…。でも、リストカットはおろか薬物を大量に服用した事は、結局一度も無かった。おそらく理由は、手近にリストカット出来る様な刃物や大量の薬物が無かったからだと思う。有ったら今頃は生きていなかったかもしれない。ここ数年とみにニュース等で聞く米国社会の銃問題、あれと同じだと私は思う。「お守り」として一般家庭に一つは有る拳銃が、時として事件を引き起こしたり、自殺の道具として使われる。衝動的に怒った時、パニクった時、自殺願望にかられた時、そこに拳銃が無ければ簡単に死に至る事はないだろう。それと同じではないか、と私は思う。たとえ「お守り」のつもりで持っていたとしても、この病気に「自殺衝動」は付き物で、しかも突然襲ってきた時には「お守り」が結果的に「自殺の道具」と化してしまうのだから。もし、病気のあなたの手元にカミソリや、大量の「ANGEL DUST (メジャートランキライザー)」が有るのなら、今すぐ処分して下さい。「自殺衝動」が襲ってこない中に。病気が治れば、そんな衝動は襲ってはこないのですから…。悲しみは一度だけでたくさん!! 「袖すり合うも他生の縁」と言います。今これを読んでいる人も、私がいつも遊びに行っている掲示板 (HP) で知り合った人達も、他生の縁です。誰にも自殺だけはして欲しくない。たとえ病気のせいだとしても、何とか乗り越えて欲しい。その為にも、変な「お守り」など持たないで!! どうしても不安で持たずには居られないのなら、普通の神社とかで売っている「お守り」か、ファンシーグッズのお店とかで売っている「十字架ネックレス」で我慢して下さい。「自殺衝動」が襲ってきたら必死にそれを握りしめて、ひたすら「衝動」が去るのを待って下さい。そうすれば、誰も悲しませずに済むのですから。