天気 「朝は雨 昼から止んで 助かった」
今年はケーキは無しのはずが、今日になって近所のスーパーにヤマザキのXmasケーキがあってパパが買って来てくれました。多分アナ雪だと思うのですが、キャラクターケーキは高かったので、1000円のモンブランのケーキを買ってきました。私はモンブランは苦手なのですが、食べてみると全然モンブランらしくなく、どっちかと言うとむき栗っぽかったと思います。スポンジもふわっふわでとても美味しかったです。ご馳走様でした。
さて、今日はフィギュアスケートの全日本選手権男子フリーを見ました。取り立てて書くほどの事は無いのですが、田中刑事選手(26歳)が2年目のプログラムとかでかなりこなれた出来で成長感を感じました。あの期待外れのジャンプばかりだった刑事選手がほとんどのジャンプで出来栄え点をもらっていたので。膝かどっかを故障したとかで突然「何くそ」とやる気に火が付いたのかもしれません。良いこっちゃ。フリーの得点は155.22(技術点73.80演技構成点80.42)で、ショートプログラムとの合計は238.83でした。
次は宇野昌磨選手(23歳)こちらも2年目のプログラムです。そう言えばショートプログラムも2年目のプログラムでした。かなり羽生選手を意識したのだと私は思いますね。2年目になると完成度が高くなりますからね。優勝を狙っていたのでしょう。5連覇という名前の。去年と違うところは冒頭に4回転サルコウと言うジャンプを持って来た所です。かつての羽生選手がそのジャンプを跳びたくてはるばるカナダのブライアン・オーサーコーチの元まで修業に行ったというジャンプです。宇野選手はスイスのステファン・ランビエールコーチの元へ行って身に付けたのかもしれません。決めましたからね。次は得意の4回転フリップジャンプ、これは出来栄え点が3点近く付いてこのジャンプだけで13.99の加算となりました。その後4回転トゥループジャンプと4回転トゥループ1回転トゥループのコンビネーションジャンプとほぼノーミスの演技で嬉しそうな顔で終わりました。本当に滑っていてとても幸せそうでした。とにかく加点が多かったです。フリーの得点は190.59(技術点98.23演技構成点92.36)でショートプログラムとの合計は284.81でした。
次は鍵山優真選手(17歳)この選手はこの間のNHK杯で初めて見たのですが、コーチのお父さんの言う事をよく聞く真面目なタイプなんだと思います。冒頭の4回転サルコウジャンプは高さのあるジャンプで軽々と決めました。続く4回転トゥループジャンプではミスって出来栄え点が減点になりましたが、後に跳んだ4サルコウ3トゥループのコンビネーションジャンプでは出来栄え点が3も加算されていました。フリーの得点は180.19(技術点93.97演技構成点86.22)でショートプログラムとの合計は278.79でした。キス&クライに座っている時にコーチのお父さんからほめられたそうです。うんうん、私も大人の中に混じってよく頑張ったと思うよ。
最後は羽生結弦選手(26歳)今シーズンからショートプログラムもですが、フリーも新しいプログラムです。6分間練習の時びっくりしました。だって、桜の模様の入った着物風の衣装だったので。その昔、浅田真央ちゃんが「蝶々夫人」で着ていたのも着物風の衣装だったのを思い出しました。曲は大河ドラマ「天と地と」のオープニングテーマ曲から。曲と言い衣装と言い、おそらく再来年の北京オリンピックを見越しての選曲と衣装なんでしょうね。パパが言うには「琵琶と筝の音がする」だって。それが良いんじゃない。ねぇ。冒頭は何と4回転ループジャンプ。そして4回転サルコウジャンプ、3(トリプル)アクセル2(ダブル)トゥループのコンピネーションジャンプを跳んですぐに3ループジャンプ。これが難しい。後半は4回転トゥループ3トゥループのコンビネーションジャンプ、4回転トゥループ1Eu(シングルオイラー)3サルコウのコンピネーションジャンプ、最後に3アクセルジャンプと全てが出来栄え点で大きな加点のつくジャンプでした。とにかくどれもが美しいジャンプなのです。スピンも全てレベル4で、1つだけ気になるのはステップシークエンスがレベル3だった事ぐらいかな。それくらい今後練習をしていけば十分オリンピックには間に合うと思います。さ、気になるフリーの得点は215.83(技術点118.61演技構成点97.22)でショートプログラムとの合計は319.36でした。ダントツでした。コーチ不在のまま練習を積んで来たたまものだと思います。
結果、優勝は羽生結弦選手、2位は宇野昌磨選手、3位は鍵山優真選手、田中刑事選手は4位になりました。皆さん、お疲れ様でした。明日は女子フリー。見られたら見るかもしれません。今日はここまで。