11月11日(日曜日)

Guppy   2018年11月11日   11月11日(日曜日) はコメントを受け付けていません

天気 「まあまあか 今日は1日 青い空」

今日はパパと一緒に、録画しておいたフィギュアグランプリシリーズ日本大会(NHK杯)の女子ショートプログラムを見ました。ので、ちょうど良いのでレビューを書きたいと思います。と言っても、私はわがままな人間なので気に入った選手だけ書きますね。まずは昨夜逆転優勝したと言うシニアデビューしたばかりの日本の紀平(きひら)梨花選手16歳。何と女子では誰も跳んだ事の無い3(トリプル)アクセル3トゥループのコンビネーションジャンプを跳んで、いち早く世界にその名を知らしめたそうなんです。知らんかった。orz ショートプログラムの曲はドビュッシーの「月の光」。とてもよく表現されていました。最初の3アクセルジャンプ(3回転半のジャンプ)は転倒しましたが、それ以降は3フリップ3トゥループのコンビネーションジャンプも3ルッツジャンプも加点がもらえるきれいなジャンプばかりでした。ステップシークエンスも音に合わせてよく動いていて素晴らしかったです。終わったら「しまったあ」という顔をしていました。ショートプログラムの得点は69.59点(減点1.00)でした。その得点を見てちょっと悔しそうな表情に。大丈夫。明日になったら良い事があるからね。うふっ。

次、ドドーンと飛ばしてロシアのエリザベータ・トゥクタミシェワ選手21歳。カナダ大会では優勝したそうです。今日も優勝したらファイナル確定ですね。それにしてもしばらく見ないうちにすっかりきれいになりましたね。まずは3アクセル、きれいに決まりました。次は3トゥループ3トゥループのコンビネーションジャンプ、高さ流れ幅全て良しと解説の荒川静香さんが太鼓判を押していました。そして3ルッツジャンプ。パーフェクトな演技に自ら片手でガッツポーズをしていました。会場はスタンディングオベーションで、広島なのに何故かロシアの国旗があちこちでひらひらと揺れていました。ショートプログラムの得点は76.17点でした。パーソナルベストだそうです。うーん、すごい。

また飛ばして今度は日本の宮原知子(さとこ)選手20歳。アメリカ大会では優勝しました。この大会でも優勝したらファイナル確定ですね。トゥクタミシェワ選手とどっちが勝つでしょうか。それにしても本当に昔の辛気くささが無くなって明るくなりましたね。ケガをする以前に比べて謙虚になったと思います。周囲の人に可愛がられて笑顔が見られる様になったのは良い事です。今年は質の高いジャンプになる様取り組んで来たそうです。まず最初は3ルッツ3トゥループのコンビネーションジャンプ。次は2(ダブル)アクセルジャンプ、そして3ループジャンプと全てがパーフェクトでした。ショートプログラムの得点は76.08点で、こちらもパーソナルベストだそうです。コーチが喜んで自分の肩を宮原選手の肩にコツンと突っついていました。宮原選手も満足そうでした。良かった良かった。リンク内には花束がいっぱい投げ込まれていました。

で、また1人飛ばして日本の三原舞依選手19歳。冒頭の3ルッツ3トゥループのコンビネーションジャンプは第2ジャンプが少し回転不足かもと解説の荒川静香さんが言っていました。後は2アクセルジャンプ、3フリップジャンプ、どちらも乱れ無しでした。今年はステップシークエンスを重点に練習をしてきたそうです。終わった瞬間、両手でガッツポーズでした。宮原選手に負けず劣らずリンク内には花束が。ショートプログラムの得点は70.38点で、本人も満足で幸せそうでした。

そうそう、実はオリンピックが終わった後のルール改正ですが、ジャンプで片手を上げようが両手を上げようが加点は無くなったそうです。きれいなジャンプであれば加点が付くし、そうでなければ特に付かないそうです。以上。では暫定順位です。1位はロシアのトゥクタミシェワ選手、2位は日本の宮原選手、3位は日本の三原選手。紀平梨花選手は5位でした。これはフリーを見るのが楽しみです。では今日はこの辺で。

<追記> 夕方、パパと2人で深キョン(深田恭子)主演の筒井康隆作「富豪刑事」を見ました。実はこの小説は私の大好きな小説で何十回も読んだストーリーなのです。胆のうを取る手術の為に入院した時もその本を持って行きました。今も押入の段ボール箱に眠っているはずです。引っ越しの時に本棚を処分したので。