10月29日(月曜日)

Guppy   2018年10月29日   10月29日(月曜日) はコメントを受け付けていません

天気 「このところ 雨が続いて 困ります」

何故かって言うと、衣替えが出来ないからです。2日間晴れの日が続くと出来るのですが、昨日も一昨日も晴れると予報では言っていたのに全然晴れません。なので、せっかくパパがお布団を上げて掃除機もかけてくれたのに、申し訳ないけど今日は出来ません。代わりに今日はフィギュアスケートのレビューを書きたいと思います。ちょうどグランプリシリーズ第2戦カナダ大会が録画されていたので。では、スタート。

まずは男子フリーの最終グループから抜粋して。ショートプログラム3位の韓国、チャ・ジュナン選手。得点は宇野選手とは0.01差の88.86点だったそうです。最初のジャンプ、クワド(4回転)トゥループで転倒。それ以外は完璧だったそうです。で、フリーの得点は165.91点(減点1.00)で、ショートプログラムとの合計は254.77点でした。キス&クライでは羽生結弦(ゆづる)選手と同じブライアン・オーサーコーチと満足そうに笑っていました。次が期待の星、日本の宇野昌磨(しょうま)選手です。ショートプログラムの得点は88.87点で2位でした。今シーズンは昨シーズンより遙かに良くなっていました。振付が音にピシッと合っていて、まるで羽生選手の様でした。選曲も良かったと思います。なんせ、ベートーヴェン作曲の「月光」でしたから。第1楽章と第3楽章をくっつけて、そのくっつけ方も不自然ではなくて、ベートーヴェンは強弱のはっきりした作曲家なので、案外ジャンプのタイミングにちょうど良いのかもしれません。冒頭からクワドサルコウ、クワドフリップ、クワドトゥループと続け様にすごくきれいな4回転ジャンプを跳んでいました。コレオシークエンスでも音に合っているし、ステップシークエンスだって音に合っていました。残念ながら最後の2つのジャンプで転倒してしまいましたが、フリーの得点は188.38点(技術点なんと101.74点but減点2.00点)で、ショートプログラムとの合計は277.25点でした。最後、地元カナダのキーガン・メッシング選手。ショートプログラムでは95.05点で1位でした。曲はチャップリンメドレー。冒頭のクワドルッツの予定がトリプル(3回転)ルッツになってしまいました。あと途中のクワドトゥループで転倒したので、フリーの得点は170.12点(減点1.00)、ショートプログラムとの合計は265.17点でした。結果、宇野昌磨選手が逆転優勝しました。2位はキーガン・メッシング選手。3位はチャ・ジュナン選手でした。お疲れ様でした。ここで30分間の休憩をしたいと思います。

さて、ここからは女子フリーです。こちらも私が関心を持つ選手だけ抜粋したいと思います。まずはロシアのエフゲニア・メドベージェワ選手。平昌オリンピックの銀メダリストです。金メダリストのアリーナ・ザギトワ選手と一緒だったコーチの元を離れ、次のオリンピックに向けて羽生選手と同じブライアン・オーサーコーチの元へと指導を受けに行ってます。ショートプログラムでは60.83点で7位でした。いったい何が起こったのやらよくわかりませんが、フリーは本人の希望でタンゴを滑りました。私でも聴いた事のある曲でした。オリンピックの時は確かほぼ全ジャンプを片手を上げて跳んでいたと思いますが、この曲ではトリプルルッツとトリプルフリップぐらいしか手を上げていませんでした。おそらくノーミスだったのでしょう。終わったとたん右手のこぶしを握って「良し良し」と言っている様な感じでうなずいていました。フリーの得点は137.08点で、ショートプログラムとの合計は197.91点でした。次、彼女も日本の期待の星でしょう。樋口新葉(わかば)選手。ショートプログラムでは66.51点で2位でした。冒頭のジャンプからミス続きで回転不足が何ヵ所もあって得点伸びず、フリーは114.78点でショートプログラムとの合計は181.29点でした。あーあ。次はお久しぶりです。ロシアのエリザベータ・トゥクタミシェワ選手です。ショートプログラムでは74.22点で1位でした。冒頭のトリプルアクセル(3回転半のジャンプ)で転倒してしまいましたが、それからは全くのノーミスで素晴らしかったです。特にステップシークエンスではステップに見えないほど自然な感じで滑っていました。フリーの得点は129.10点(減点1.00)で、この時は「フーッ」とガッカリしていましたが、ショートプログラムとの合計が203.32点だとわかると少し微笑んでいました。最後、この人とはお初にお目にかかります。山下真湖(まこ)選手、15歳です。この試合がデビュー戦だそうです。道理でこの選手の情報が全く聞こえなかったはずです。ショートプログラムでは66.30点で3位でした。浅田真央さんの後輩だそうです。真央ちゃんのファンなのか、曲も真央ちゃんが滑った「蝶々夫人」で衣装も雰囲気よく似ていて真央ちゃんと同じ様に演じるつもりだそうです。最初から最後までスピードに乗って完璧に滑っていました。終わったら嬉しそうな顔をしていました。ノーミスだったからかな。とにかくのびのびと滑っていました。コーチは宇野選手と同じ樋口美穂子コーチ。フリーの得点は136.76点で、ショートプログラムとの合計は203.06点でした。なんと、トゥクタミシェワ選手とは0.26点差でした。ビックリ。結果、優勝はエリザベータ・トゥクタミシェワ選手。2位は山下真湖選手。3位はエフゲニア・メドベージェワ選手。残念、樋口新葉選手は6位に終わりました。

さて、来週は羽生結弦選手の登場です。新しいプログラムは、実を言うとあまり好きではないのですが、頑張って見たいと思います。では、See you.