天気「土砂降りで 少しは雪が 融けたかな」
昨夜遅くにフィギュアスケートのグランプリシリーズファイナルを観ました。パパとお笑いを見て家事が終ってからでしたから、観終わった時は夜中の1時を越えていました。大好きなフィギュアスケートを私なりに観た感想をばここに記したいと思います。では男子シングルから。
私の大好きな羽生結弦選手がようやくケガを乗り越えて本調子になったと聞いたので、真っ先に男子シングルのショートプログラムを観ました。出場が決まった世界のトップ6人の中でも一番これまでの総合得点の低かった羽生結弦選手がトップバッターです、後順繰り順繰りと行って最後が一番総合得点の高い選手が滑ります。まずは羽生選手20歳。最初のジャンプ、4回転トゥループ成功、次の3回転アクセルジャンプも成功、最後の3回転のコンビネーションジャンプでルッツジャンプから入ってトゥループジャンプで転倒、でも、笑顔で終わりました。本当にスケートを楽しんでいるんだなと思いました。結果は、技術点がただ一人の50点越えと、映画「戦場のピアニスト」で有名なショパンの「バラード第1番」の曲にピタッと合わせた演技で、減点1は有りましたがそれでも94.08と高い得点を出しました。この点数、越えられる人がいるのでしょうか。
次、ロシアのボロノフ選手27歳。得点を見てまあまあ普通かなと思いましたが、会場はブーイングの嵐でした。次は日本の無良選手23歳。最初のジャンプ4回転トゥループで転倒。アクセルジャンプは出来ましたが、コンビネーションジャンプがおっと着地でトントンしてしまいました。結果は減点1の78.35点でした。惜しかったね。また来年来てくださいね。
次、行ってみよう(いかりや長介風に)。次も日本の町田選手24歳。思い入れが強すぎるのか、またもや最初に五木ひろしが…(笑)。何で演技が演歌風になってしまうのでしょう。どうしても笑ってしまいます。それは置いといて、演技内容を見ていきましょう。最初のジャンプ4回転×3回転のコンビネーションジャンプだったのですが、3回転で「ステッピングアウト」とか言うつまり回り過ぎてしまったという事でそのジャンプだけ減点になった様です。後は3回転のアクセルジャンプは完璧だったし、3回転のルッツジャンプもまあまあで、得点は87.82でした。
次、地元スペインのフェルナンデス選手23歳。すっごい応援でした。なのに残念。初めのジャンプ4回転サルコウで転倒。次のコンビネーションジャンプも2回転×3回転になってお手付きも有り、アクセルジャンプは何とか持ち直したけどボロボロでした。得点もそれなりに減点2の79.18でした、
最後はロシアのコフトゥン選手19歳。私の大好きなラヴェル作曲の「ボレロ」で滑ってくれました。もしかして、意外とフィギュアスケートに向いているのかもしれません、この曲。最初のコンビネーションジャンプは4回転のサルコウと3回転のトゥループでしたが、3回転の着地で乱れ、次のジャンプ4回転トゥループはお見事で本人の顔も笑顔でしたが、最後の3回転アクセルジャンプでオーバーターンになってしまいました。結果、87.02で町田選手を超える事は出来ませんでした。ここまでのところ、1位は羽生選手、2位町田選手、3位コフトゥン選手、4位がボロノフ選手、5位はフェルナンデス選手、そして最下位が無良選手でした。お疲れ様でした。この後が気になるので女子をすっ飛ばして男子フリーを観る事にします。
男子フリーを観ました。いやあ何と言ったら良いのか、このフリーで注目してしまったのは地元スペインのフェルナンデス選手と町田選手でしょうか。ショートで5位だったフェルナンデス選手がフリーのコミカルな演技で昨日とは打って変わって次から次へとジャンプを決め、演技後半にも何とか4回転ジャンプを入れて…、で、大歓声で終わり、その得点は174.72。ショートとの総合得点は250.90で、その後に滑ったボロノフ選手、コフトゥン選手、町田選手はフェルナンデス選手を追い越せず、勝負はショート1位の羽生選手だけになってしまいました。
で、注目のもう一人、町田選手なんですが、昨日とは打って変わってジャンプがボロボロでした。結果、減点3で得点は128.31、ショートとの合計は216.13で最下位になってしまいました。可哀想…。
さて、ようやく羽生選手の登場です。中国大会でケガをしたにも関わらず棄権せずにジャンプをしてはコケ、ジャンプをしてはコケてましたがしっかりと4回転の点数が入って、日本大会であるNHK杯では1週間練習出来なくてそれでも頑張って滑って何とかファイナルへの切符を手に入れた彼が、冒頭から4回転サルコウジャンプ、4回転トゥループジャンプを完璧に決め、順調に跳んで曲にぴったり合わせて滑り、最後のジャンプで転倒はしましたが、終わったとたん「やったあ」と言いながら自分で拍手して、観客にも拍手をうながした…。そして出た得点が何と、技術点103.30演技構成点91.78減点1.00の計194.08。ショートとの総合得点は288.16とダントツで1位になりました。スペインの皆さんにオリンピックの金メダリストってこんなに凄いんですよと見せつけた結果になりました。ゴメンね。さて、少し休憩してから今度は女子シングルを観たいと思います。では。
えーお待たせしました、たった今、フィギュアスケートグランプリシリーズファイナル女子シングルショートプログラムを観終わりました。長いタイトルですね(笑)。まずはアメリカのゴールド選手がケガで出られなくなって急きょ出場する事になった日本の本郷理華選手18歳。突然にもかかわらず、何か初めてとは思えない演技で、終わった後「おお、凄い」と思わず口に出てしまいました。インタビューでは、ノーミスで納得の演技だったそうな。点数は61.10。本人も60点越えて嬉しいと言っていましたが、ようやく世界の舞台に出られる様になったという程度で今はわかんないだろうけど、女子ショートは60点台の戦いですから大丈夫。また来年も頑張って今度は自力で来られる様になって欲しいですね。
アメリカのワグナー選手23歳。得点は60.24。このメンツではワグナー選手の表彰台は無理でしょう。奇跡でも起きない限りね。残りは4人のロシア勢。リプニツカヤ選手16歳。3回転ルッツと3回転トゥループのコンビネーションジャンプは3日前から練習し始めたばかりだそうですが軽々と跳んでいました。まあ度胸があると言おうか強い人ですね。得点は66.24。パゴリラヤ選手16歳は初めて観ますが、コンビネーションジャンプで転倒。得点は本郷選手とどっこいどっこいの61.34。この人はじーっと見ているとリカちゃん人形のお友達って感じですね。雰囲気が。トゥクタミシェワ選手17歳は私の大好きなラヴェル作曲の「ボレロ」で滑りましたが、曲に合わせての強いステップがとても良かったです。得点は67.52。最終滑走のラジオノワ選手15歳は、まずインタビューが上品。そして、とても綺麗な小顔で手足の長ーい選手です、3回転ループで転倒しましたが、これはこの選手としてはとても珍しい事なんです。ショートの得点は63.89でした。さて、おやつを食べながら今度はフリーを観ましょうかね。
こんばんは。晩ご飯が終って夜の9時になってしまいました。今、女子フリーの後半をようやく観終えました。アメリカのワグナー選手は本気を出して来ました。ジャンプは加点の付くのばかりでいどんで来ました。さすがに本郷選手では太刀打ち出来ませんでした。でもまあ一つアクセルジャンプがシングルになっただけで済んで偉い偉い、よう頑張ったね。結果6人中最下位ですが悔いは無いでしょう。で、ワグナー選手は3位、ラジオノア選手はマイナスの無い演技で終え笑顔と嬉し涙を流して2位に。優勝はショートプログラムでも1位だったトゥクタミシェワ選手。マイナス無し、プラスの技ばかりでよく滑っていました。今年は彼女にとって乗りに乗ったシーズンだったようです。オリンピックで有名になったリプニツカヤ選手は立ち上がるのも辛い程ボロボロのジャンプでした。減点2.00で、フリーだけの得点では最下位でした。キス&クライでは悔し涙を流していました。ま、また今度があるさ。と言うわけで今日は1日スケート三昧で、ピアノの練習をする時間がありませんでした。また明日から頑張りまーす、まる。