天気「雨降って ウォーキングが 出来ないよ」
昨日、何を見たのか発病前の手紙の事を思い出しました。母に伝えたい事があって、ある日手紙を出したのです。電話だと長電話になりそうで…。返って来た返事には「字が上手になったね」という事しか書いてありませんでした。私はとても残念でした。
子供時代は親子喧嘩する度に翌朝母の手紙が置いてありました。私はチラッと読んでポイッと捨てていました。読んだらまた喧嘩を思い出してとても不愉快だったので。
今から思うと母の手紙にはいつも中身が無かった様に思います。達筆な人でしたが、だから人の手紙の字しか見えないのかもしれません。人を見る目も同じで、あれほど「あの人は詐欺師だから付き合うな」と言ったのに上っ面の話を信じていつも一緒に居て、だから家を追い出されてしまったのです。それなのに、付き合っていない今でもその人の事は信じきっているのです。「酒を飲まして何度も確認したが嘘はついていなかった」と。その人と付き合ったが為に親子して財産争いをして、結果ほとんどの財産は人手に渡ってしまったというのに…。何で実家の財産が無くなったか、何で自分に財産が無いのか、考えた事も無さそうです。
ずっと気になっていたのである日思い切って電話で聞いてみた事があるのです。まだ二十歳だった私に、その人が月10万円を支払いながら替玉を使って1億円の生命保険をかけて受取人はその人だったのは本当かと…。その理由が「(私の)結婚相手の母親が生命保険の営業をやっていたので、持参金代わりにかけた」と平然と言ってました。「替玉はあんたが家出していて見つからなかったから」とも。そこまでして何で一億もの保険に入らなあかんのかが納得できません。赤の他人が高い保険料を払って、もしお金に困った時はいったいどうするか、考えた事も無さそうです。やっぱりお嬢様育ちでは相手にもならなかった様です。それからは、電話がかかってきたら仕方なく話相手をしましたが、発病して引っ越したのを機に連絡はしませんでした。多分、何故私が姿を消したのか、そのわけはわからないでしょうね。一生…。
話が長くなりました。朝5時に起きて書いてます。2時間かかりました。今ちょうどパパが起きて来ました。雨が止んだのでウォーキングに行って来ます。それでは。
<追記>この日の診察でその1億円の生命保険の話をしていたら、私が「持参金代わりに」と言ったとたん先生が「何それ」と怒ってくれました。私の気持ちをわかってくれる人が1人増えた様でとても嬉しかったです。