天気 「曇り空 気温はどんどん 上がってく」
最近、腹話術で歌を歌う女の子をYou Tubeで見ています。それがとても素晴らしくて、単に腹話術をするだけのはこれまで見てきましたが、歌を歌っている腹話術は初めて見ました。
最初に見たのは「アメリカズ・ゴット・タレント」と言う公開オーディション番組で、この時はまだ12歳でしたが、本物のパペット(操り人形)のバーニーを使って「サマータイム」を歌いました。その時ゴールデンブザーを押した審査員が居て、それで準々決勝までひとっ飛びになったのです。準々決勝ではネズミの男の子で歌を。準決勝では審査員の1人サイモンに恋するお婆さんが歌を。そしてとうとう決勝戦まで行き、ネズミとバーニーと2つの声を使い分けてビートルズの曲をデュオで歌いました。その結果、彼女は何と2017年のチャンピオンになったのです。たった12歳の子が。
彼女は、腹話術師になる前は体操選手、大人になった今は全国ツアーで腹話術もしますが、歌手もしています。最後に見たのは、2019年の「アメリカズ・ゴット・タレント・ザ・チャンピオンズ」に世界チャンピオンになりたくて出場した時です。まずはネズミの出番で、彼は私の大好きな「Proud Mary」を歌ってくれました。そして次はバーニーがイタリア語でオペラを。最後にサイモン好きのお婆さんが失恋した、もう歌えないと言いながらも歌って、ピアノの弾き語りをしてくれた犬のラルフは友情出演かな。それに対してサイモンがステージに上がって来て、お婆さんのほっぺにキスをしたのでお婆さんは気絶しました。でも、結局は世界チャンピオンになれませんでした。
その後リベンジにダーシー・リンが出た時はパペット無しでバンドを率いて歌を歌いに来たのです。審査員の反応はイマイチ。特にサイモンは全く興味が無さそうでした。それもそのはず、腹話術の時は口を開けずに低音から高音まで使い分けて歌っていたのだから、その才能と努力に皆が感動をしたのです。只の歌手など誰も見向きもしません。その程度の人達は予選で山と来るのだから。
さ、今日はここまで。そろそろ洗い物でもしなきゃ。じゃあね。