4月16日(金曜日)

Guppy   2021年4月16日   4月16日(金曜日) はコメントを受け付けていません

天気 「朝寒し 時々雨が 降る曇り」

今日は日中「世界フィギュアスケート国別対抗戦2021」の録画を見ていました。どうやらコロナ対策として、ホテルと会場の往復のみだけ認められているそうです。有観客は一つずつ席を空けているとはいえ絶対安心とは言えません。でも、無観客だった世界選手権の時と比べてはるかに選手達は生き生きしていました。やはり人の力って大きいのでしょうか。

最初はアイスダンスを見ました。シングルで言うショートプログラムといった感じでしょうか、「リズムダンス」と言って、ほとんど2人で同じステップを何種類かやるだけの試合でした。最初から最後までピタッと2人の呼吸が合っていないと出来ないものでしょうね。そっくり同じステップを滑るのは。日本からは小松原夫婦が出場していました。旦那さんがアメリカ人なのですが、オリンピックを目指してわざわざ日本に帰化したそうです。お習字も上手でしたね。言葉も外国訛りはありましたがペラペラでした。全日本選手権では2位以下を大きく差をつけて優勝したのに、世界では6ヵ国中5位でした。1位とは20点差。出来栄え点の差の積み重ねなんでしょうね。奥の深い競技ですね。

次は女子ショートプログラムです。日本からは坂本花織選手と紀平梨花選手が出場しました。坂本選手はステップシークエンスと3種類のスピンは全て最高のレベル4をもらって、何と自己ベストを更新したそうです。紀平選手は武器の3アクセル(3回転半のジャンプ)で身体が斜めの状態で回って転倒してしまい、基礎点の半分を失点してしまいました。おまけにショートプログラムの得点からも1.00減点されて、その得点を見てご本人は首をかしげていました。結局、ワンツーはロシア勢で、坂本選手が3位、紀平選手は4位でした。6ヵ国12人中ですからなかなかの高成績だと思いますよ。

さて今度は男子ショートプログラムですが、日本からは羽生結弦選手と宇野昌磨選手が出場しています。羽生選手は四回転の単独ジャンプもコンビネーションジャンプも出来栄え点が-5から+5までの10段階で+4点台だったのですごいですよね。ただ、最後の3アクセルだけ何とか堪えて、それだけはマイナスの出来栄え点になっちゃったけど、4回転のアクセルジャンプばかり練習しているから回転を止めるのが難しかったのかもしれませんね。ま、でもショートプログラムで107.12は立派ですよ。トップのネイサン・チェン選手とは2.53差ですから、フリーで何とかなる点差なので楽しみにしています。反対に宇野選手ですが、まだスランプから抜け出せていない様です。精神的には今のコーチに変わって楽になってきた様ですが、3種類のジャンプ全てが出来栄え点でマイナスになりました。特に、コンビネーションジャンプの予定がファーストジャンプで転倒してしまったのでコンビネーションジャンプ無しになってしまって、出来栄え点マイナス4.75は痛かったと思います。この日は結局9位に終わりました。皆さん、お疲れ様でした。

フリーはさっきテレビで放送されましたが、パパがフィギュアスケートがあまり好きではないのでまた日を改めて録画したのを見るつもりです。只、気になって動画で羽生選手とネイサン・チェン選手の演技だけ見ました。羽生選手は結局2位で終わりました。どうもサルコウジャンプが決まらなかったみたいです。ネイサン・チェン選手も珍しく小さなミスが何個かあったけど約10点差で1位になりました。何か、羽生選手が1位にならないとホント見るのがつまらないです。また1位になる日が来るのでしょうか。