12月26日(月曜日)

Guppy   2016年12月26日   12月26日(月曜日) はコメントを受け付けていません

天気 「曇り空 これから雨が 降って来る」

昨夜12時過ぎに寝たら夜中の3時半に目が覚めちゃいました。お茶を飲んでまた布団に戻ったらいつの間にか寝てしまいました。良し良し。

今日は全日本フィギュアスケート選手権の女子フリーのレビューを書きます。昨夜はテレビで見ていたのですが、いつの間にかうたた寝してしまい、目が覚めたら村上佳菜子選手の演技が終っていました。(-_-;) で、今録画されていたのを見たので新鮮ほっかほかのレビューをば書きます。では、ショート12位の村上佳菜子選手。基礎点のあまり高くない構成でしたが、表現力のある良い演技でした。オペラ「トスカ」と言えば村上佳菜子と言われる様になりたいと言っていたそうですが、十分そう言われるだけの演技をしていました。素晴らしかったです。客席からも拍手いっぱいで、演技が終ったら嬉し涙で観客に挨拶していました。リンクから出てすぐに山田満知子コーチと樋口美穂子コーチと抱き合って泣いていました。コーチ陣から「よく頑張ったね」と言われたそうです。フリーの得点は124.03でショートとの合計は182.55と結果8位に上がりました。本人もすごく満足した得点だった様です。とにかく演技力をという努力が実ってホント良かったです。

次、1人飛ばしてショート8位の浅田真央選手。冒頭の3アクセルジャンプ、転倒してしまいました。基礎点8.50から出来栄え点マイナス3.00。これは痛いですね。後半でも3サルコウジャンプで転倒。基礎点4.84から出来栄え点マイナス2.10。半分しか残りません。次のフリップジャンプもシングルになっちゃって基礎点0.55。でも、ステップシークエンスだけは誰も真似出来ないでしょう。出来栄え点が2.10ももらえる選手なんてどこにもいないでしょうから。大変な練習を積んできた真央ちゃんだからこそ出来るのです。佐藤信夫コーチが言っていたそうです。「僕が見ていても本当にスケートが上手いんだな」と。演技が終わった後のリンクには物凄い数の花束がいっぱいで、真央ちゃんが自分でひらっていたら直接大きな花束を幾つも幾つももらって抱えきれない程でした。みんな真央ちゃんを見に来ているんだなとつくづく思いました。フリーの得点は-2.00取られた114.10でショートとの合計は174.42と結果12位に落ちました。インタビューでは、「期待に沿えなくて残念です」「全日本は特別な試合」「ミスはあったが自分の演技としては悔いは無し」と答えていました。

さてここからは最終グループです。まずはショート4位の本田真凜選手。2つ目のジャンプのフリップがシングルになってしまいました。でも、その分を後半のジャンプに持って来ました。どこにでもコンビネーションをつなげる天性の才能があるそうです。すごいですね。将来が楽しみです。演技が終っても曲が残っていたので「あれ?」って感じで終わりました。フリーの得点は128.59でショートとの合計196.11と結果変わらず4位でした。インタビューでは、「ミスはあったが今出来る事は全部やったのでホッとした」そうです。

次、ショート5位の三原舞依選手。曲はパパの大好きな映画「シンデレラ」の曲でした。出来栄え点は全て加点でした。ミスの無いパーフェクトの演技に泣きながら客席に挨拶していました。フリーの得点は132.26でショートとの合計は198.17と結果3位になりました。去年は難病で入院していたベッドから全日本を見ていたそうです。それが励ましになって今に至ったそうです。インタビューでも「高得点をもらって嬉しい」「子供の頃から見ていた全日本で滑れて幸せ」と言っていました。良い子ですね。

次、1人飛ばしてショート1位の宮原知子選手。3ルッツ3トゥループのコンビネーションジャンプでかかとから降りて来てステップアウトしてしまい、出来栄え点がドドーンとマイナス1.17になりました。この選手としては珍しい現象でした。後半の2アクセル2トゥループ2ループのコンビネーションジャンプでは両手を上げて点稼ぎしていました。で、フリーの得点は138.38でショートと合わせると214.87と、ただ1人の200点越えになりました。結果1位となって3連覇を達成しましたが、リンク内の花は少ししかありませんでした。やっぱりなあと思いました。

次、ショート3位の樋口新葉選手。3サルコウジャンプで転倒しましたが、それを引きずらない所が良いですね。フリーの得点は-1.00がありましたが130.75でショートとの合計は199.49と結果2位になりました。「200点欲しかった」と言っているのを聞いてパパが「元気良いね」と言ってました。前向きな性格はこれから伸びる選手になるかも。

最終滑走者はショート2位の本郷理華選手。フリーの曲を変更しました。鈴木明子振付けの「アラビアのロレンス」から昨年のフリー曲だった宮本賢二振付けの「リバーダンス」に。でも、練習時間が少なかったのか前半の出来はいまいちでした。ステップからは笑顔になって客席からも手拍子をもらって後半はよく頑張りました。でも、終わったとたん泣きそうな顔をしていました。変更したという事は鈴木明子振付けはあかんという事にようやく気付いたのでしょう。フリーの得点は125.08でショートとの合計は194.28と結果5位に落ちてしまいました。もっと早く変更していたら、表彰台に乗れたのにぃ…。( 一一)

以上で全日本フィギュアスケート選手権は終わりました。ここで来年の世界フィギュアスケート選手権の出場者が発表されました。男子はグランプリファイナルの3位で今大会の優勝者、宇野昌磨選手。グランプリファイナルとグランプリシリーズ日本大会「NHK杯」の優勝者、羽生結弦選手。そして、今大会の2位でグランプリシリーズ日本大会「NHK杯」で3位だった田中刑事選手の3人でした。女子はグランプリファイナルの2位で今大会の優勝者、宮原知子選手。今大会2位の樋口新葉選手。そして、今大会3位の三原舞依選手の3人でした。羽生選手と田中選手は同期なので、田中選手の出場が決まって羽生選手は喜んでいる事でしょう。来年が楽しみです。