12月10日(火曜日)

Guppy   2013年12月10日   12月10日(火曜日) はコメントを受け付けていません

天気「最近はずっと雨です寒いです」

昨夜遅くに録画してあったフィギュアスケートグランプリファイナルの男子フリーを観ました。日本の羽生結弦(ゆづる)選手18才もう今日は19才ですが、彼が優勝した事は新聞で読んで知っていたので、どんな演技で世界のパトリック・チャン選手22才をやぶったのかがファンとしては気になる所でした。

世界の王者「パトリック」が「ゆづる」をライバル視しているとは全く想像もしていませんでした。インタビューで何度も「ゆづる」と言っていたけれど、本音は上目線の様だったので…。一方羽生選手の方は公式練習で、「パトリック」を見習っては良いと思う所はどんどん自分の練習に組み込んでいるとインタビューで話していました。これは当然でしょうね。常に上へ上へと努力している羽生選手にとって世界の「パトリック」は実質師匠みたいなもんですから。

フリーではショートプログラムの上位が一番最後に滑るので、ショートで2位だったパトリック・チャン選手が先に滑って最後が羽生結弦選手になります。さて、ではカナダのチャン選手のフリーを観ましょう。単独4回転や4回転のコンビネーションジャンプ等ほぼ完璧に滑り終え、最後のスピンでくるくる回るはずがバランスを崩してしまいました。これはとても珍しいミスで、最後の演技だったのでとても注目を集めてしまいました。それでも得点は3位と大幅に点差をつけて、合計280.08点だったのでもう優勝は決まったもんだと思っていたのでしょう。余裕の顔をしていました。

さて、最後の選手、羽生結弦の登場です。最初のジャンプ、4回転サルコウジャンプで転倒。その次の4回転トゥループジャンプで成功してそれからは無事に最後まで滑りきりました。後半に飛ぶと得点が高くなるので、後半に4つもジャンプを入れたプログラムのせいで、演技が終わったとたん座り込んですぐには立てないくらいでした。それを観ていたチャン選手、「もう勝ったも同然」という顔をしていました。ところが、羽生選手の得点が転倒で1点マイナスされたけどフリーではチャン選手とほぼ同じで、結果合計では293.25点とショートの得点差が縮まらず優勝は羽生選手の手に。う~やったぁ。拍手~(パチパチパチ)

ちなみに第3位は、高橋大輔選手故障の為繰り上がり出場した織田信成選手26才。繰り上がりという事は、このグランプリ大会では世界で7位だったというわけです。この前のオリンピックでは大恥をかいた彼がそんなに出来る人とは思いませんでした。とは言っても、1位2位から見たら30点近く差をあけられているのですから、オリンピックに出られるかどうか難しいですね。でも、よく頑張りましたよね。皆さん、お疲れさまでした。