天気「日が照って気温も高く薄着して」
今日は朝からパパと世界フィギュア女子フリーを観ました。まずは鈴木明子選手。コンビネーションジャンプが単独ジャンプになって、ダブルアクセル(2回転半)で転倒。それで吹っ切れたのか、そこから復活して最後はいつもの鈴木明子に戻っていました。しかし世間はそう甘くはなく、ショートプログラム7位から一気に12位にまで落ちてしまいました。印象的だったのは、中国のジジュン・リー(リー・ズージュン)選手。完璧で、なおかつ音楽に合わせた演技で観客を魅了し、客席は総立ちで拍手喝采となりました。当然、ショートプログラムでは12位だったのが総合では7位になって、まるで鈴木明子と入れ替わった様でした。それからショートプログラムで3位だった村上佳菜子選手は、ダブルアクセル(2回転半)がシングルアクセル(1回転半)になっただけで他はパーフェクトに滑っていたのですが、後で滑った真央ちゃんが表彰台にのぼったので4位となりました。惜しかったね。
というわけで、ここからはトップ3の発表です。第3位、浅田真央選手、ジャパン。ショートプログラムでは6位だったのですが、トリプルアクセル(3回転半)が両足着氷だった為単独のトリプルジャンプと見なされ、コンビネーションジャンプもコンビネーションにならなくて、でもそれ以外は何の問題も無く滑り終え、すっごく真央ちゃんは嬉しそうでした。真央ちゃんはキム・ヨナだけでなく、順位までも気にならなくなったみたいです。強くなったね、真央ちゃん。良かった、良かった。
第2位、カロリーナ・コストナー選手、イタリア。名前を呼ばれたら1分以内に演技を仕始めなければならないのですが、ちょうどその時鼻血が出たらしく、止まらなくて迷っていたみたいですが、結局やる事に決めて演技を始めました。曲は私の大好きな『ボレロ』。リズムに合わせて演技していても、鼻血が気になるのか一つジャンプをシングルにして、スピンも回りきっていなかった様ですが、何とか滑ってさぁ最後にジャンプを一つ跳んでおしまい、のはずが転倒で終わってしまいました。真央ちゃんとは1.42点差でショートプログラム2位を維持しました。スポ根もビックリ。すごい選手ですね。
第1位、キム・ヨナ選手、韓国。曲に合わせた衣装がとても良かったです。後は言う事ありません。完璧。ミス無し。人間か?っていうくらい。当然、ショートプログラム1位のまま優勝しました。得点は、またもや1人だけ200点越え。普通に滑るだけで200点越え出来るプログラムでもあるのでしょうか。不思議ですねぇ。ま、とにかくおめでとう。今度のオリンピックも観させてもらいます。