天気「日は長く今日は1日曇り空」
私には初恋の人がいました。パパと結婚してもなお忘れられなかった人。高校に入学してすぐに一目惚れして2度プロポーズをしました。でも、私は彼の好みでは無かったので、生涯結婚する事は無いだろうとあきらめていました。ところが、パパと付き合い始めて間もなく部の同窓会があって、その時その初恋の人も出席していたのですが、私にくっついて来たパパが1次会の終わりに迎えに来て「結婚します」宣言をしたせいで、2次会へ移動する時その初恋の人に邪険に追い返されてしまったのです(泣)。その時は本当にパパに腹が立って、思わずパパのほっぺたをたたいてしまいました。帰り道は涙が止まらず、あの時パパさえいなければとずーっと思っていました。ずーっと。それくらい想い続けていた人なのに、発病した時からその人への気持ちが無くなってしまって…。それが、昨日パパと話をしていたら急に思い出してきて、結局思い出すのに13年かかったというわけです。昨日は、パパに「その人と結婚出来たら浮気されてもガマン出来るけど、パパやったら許さない」と言ってみたり、「1度でもその人と付き合っていたら欠点が見えてそこまで想い続ける事は無かっただろうに」とパパに同情されちゃったりして…。ま、昨日はほんとに有意義な1日でした。パパだと素のまんまの私でいられるので、今はパパで良かったと思っています。
<追記>それにしても、人生には大きな分れ道がありますよね。私にとっては上記の同窓会がそうでした。でも、その時はわからなくて、後になって気が付いて…。私がパパと結婚して数ヶ月後、その人から結婚したとハガキが届きました。もし、もしもですよ、パパがいなくてそのまんま2次会についていったとしたら、もしかしたら連名の名前は私に変わっていたかも…?