11月24日(水曜日)

Guppy   2010年11月24日   11月24日(水曜日) はコメントを受け付けていません

天気「今日は晴れ気温は低く寒い程」

今日は、うちに有る料理本ホームライフ社『おいしい保存食手作りの味百科』から引用した「りんごのゼリー」の作り方をここに書き写しておきます。昨夜、掲示板に書いたのですが、掲示板では記事が流れて行って忘れ去られてしまうので。ごく普通のりんごゼリーは果汁100%のジュースを使うそうですが、手間はかかっても違う方法もあるのだという事を皆さんにご紹介したくて書きました。では、作り方です。

1)紅玉りんご5個(1キロ)をヘタもつけたままよく洗い、そのまま鍋に入れて水を1リットル加え、ふたをして中火で1時間ほど煮くずれるまで煮ます。

2)汁もともに布袋に移し、したたり落ちる汁をボールに受けます(しぼるとにごるので、1滴も落ちなくなるまで汁をしたたらせる)。

3)汁を鍋に入れ、グラニュー糖800グラムとレモン汁1個分を加え、全体が2/3量になるまで煮つめ、熱いうちに保存容器に移します(冷めると容器の形のまま固まるので、必ず熱いうちに移すこと)。

以上、これだけです。シンプルなレシピですね。この方法ならブドウやプラムなどでもおいしいゼリーが作れるそうです。で、カロリーですが1人分59キロカロリーと巻末に書いてありましたが、どれだけの量が1人分なのかは不明です、はい(苦笑)。1の過程は圧力鍋があると楽かもしれません。2の布袋は、昔喫茶店なんかに有ったコーヒーをこす大きな逆三角すいの布袋みたいなのを私はイメージしました。スタンドみたいな物が有ると、放っておいて合間に買い物なんかにも行けるなあ、等と考えています。もちろん、今の私には作れませんが。

むかーし昔、まだ発病する前の事。毎年梅干しを5キロ作り、春と秋のお祭りの時は押し寿司、おいなり、太巻き、お赤飯などを作り、年に2回のお彼岸の日にはおはぎを作っていました。当然、年越しにはおそば。お正月はお節とお雑煮。その上、夏はぬか漬け、冬は白菜漬け。あの頃は専業主婦が楽しかったですね。貧乏でも幸せを感じていました。それが何故こんな風になってしまったのでしょう。発病した時、医者に言われました。「治るのに10年から20年はみて欲しい」と。もう10年過ぎました。ようやくおにぎりやお蕎麦やご飯が炊ける様になりました。料理本が有るのでそこに書かれたメモを見ながらですが、おでんも作る事が出来ました。まさか、またご飯が作れる様になるとは思わなかったので、おそらくもう二度と昔の様には作れまいと思って、数年前梅干しや漬け物に使う道具を全て処分しました。が、病気になってもMさんの様にお料理が作れるのなら処分は早計だった様な気がして、少し後悔しています。でも、お寿司の道具はまだ残っているので、生きている間にまた食べたいです。