天気「台風はいったいどこへ今日も晴れ」
土曜日に天気の晴れ間を見計らって信州までドライブに行った。その行く途中に通った安房峠にて、前を走っていた車がカーブで正面衝突。ギリギリ離れて止まったというのに、その車が坂道をトロトロトロと下がって来て、うちの車をストッパーにしてしまった。お陰で、ドアがへこんでサイドミラーには傷がついた。そこで3時間ほど足止めを食らって、パパはへこんだ車が恥ずかしくて家へ帰りたがったが、「せっかく半分まで来たのだからビーナスラインへ行こう」と誘った。台風が来ているとかで、来週は天気がくずれるみたいだし、来月からは返済が1個増え、ドライブに行く様な費用は捻出出来ないだろうから。でも、パパは車の凹みが頭から離れない様で落ち込んだまま走っていて、全然面白くなかった。強行突破してもダメって事かな。結局、ビーナスラインを走り抜けた時にはもう夕方になってしまって、標高2000メートルの高原は寒く、とっとと家路についた。途中迷子になりながら、夜に山越えするのは怖いので、高速に乗って帰って来たが、それでも家に着いたのは夜中の2時。帰りに買ったハンバーガーとポテトを食べてとっとと寝た。
でもまあ、うちの車でなくてホント良かったよ。運転手は2人とも女性で救急車で運ばれて行き、残された助手席の男性陣がおまわりさんの応対をしているのを見て、私には到底無理だと思ったから。パパは、「大丈夫、俺は道の真ん中走ったりはしないから」と言っていたが実際はどうだか…。私は事故の一部始終を見ていたので、ハイになったせいか、パパと二人で交通整理をしていて楽しかった。
しかし、峠道というのは大変だ。携帯で救急車呼ぼうにも電波が届かない。やっと届いて話をしていても途中で聞こえなくなって、えらく時間を食っていた。保険屋さんにもそれぞれ電話をしていたが、説明の途中で途切れたりするから大変だ。パパのドコモでも山を下りるまで通じなかった。それでも、何とか長い時間かけて連絡して救急車を要求。それと同時に救急ヘリも待機していたらしい。ようやく救急車が来て、横になっている人に色々どこが痛いか聞いて、「ヘリの要請は不要」と無線で連絡していた。ヘリが待機していたとは…、やっぱ、峠って山なんだねえ。帰ってからパパはしきりに感心していた。
おまわりさんも、先ずは交番から来たらしい人が一人。そうこうしているうちに県警かららしき人が二人やって来て、一人は交通整理をし、一人は免許証とか車検証などデジカメで撮って(ハイテク~!!)、車の前にそれぞれの同乗者を並ばせカメラで写真を撮り、処理班が来たら今度は大急ぎで破片の写真を撮ってから、先ずは物損事故だけのうちがその場で事情徴収を受けて先に解放された。
というわけで、昨日パパが車屋さんへ車を修理に出しに行ったが、うっかり私の薬の入った金庫(OD防止の為金庫に入れてパパが薬を保管しているのだ)を車から下ろすのを忘れて、気付いた時にはもう夜の10時。今日は車屋さんが休みらしいし…。なので、明日の晩まで薬が無いとの事。今日は頓服を飲んでも今晩の眠剤からは無くて…、そう考えたら急に不安がひどくなって、パパが「大丈夫、大丈夫」と身体をさすってなぐさめてくれたが、その思い、どうにもならず、今朝になってようやく消えていたのでホッとした。無い物はどうしようもないので、とりあえず、昨夜飲みそびれた眠剤を今晩飲んで、明日は1日寝ていよう。夕食前には薬も手に入るだろうから。