天気「朝起きて辺り一面雪景色」
昨夜は初めてパパが私に手を挙げて来た。私が逆らうと、今までは物を投げて来ていたのが、とうとう物だけでは気が済まなくなったみたい。それで、私が「目には目を、歯には歯を」で、やり返そうと取っ組み合いしていたら、隣室で聞き耳立てていた息子が私に殴り掛かってきた。パパは必死に私の盾になって守ってくれた。私は涙があふれて 止まらなかった。何で、こうなるのだろう。パパに注意されて、医者の言う通り、とりあえず謝った。でも、それは口先だけで、本心では「そんな事ぐらいでワガママな」と思っていた。それが態度に出たからパパは怒ったのだろう。「日に三度、何があってもご飯だけは作る」それが私のモットーだった。生まれ育った家がそんな家だったから。でもパパが言うには、それでは只のエサじゃないかと…。そんなつもりはないのに…。(涙)
最近、パパの履いた靴下を洗濯機に入れる時、さわるだけで抵抗感を感じる。パンツを割り箸でつまむ様になったらおしまいだと何かで読んだ事があるが、このままだと、いつかはそんな日が来るのではないかと思う。それでも、二人で暮らしていかないといけないのだろうか。病気になる前は、絶対に離婚なんかするもんかと頑張ってきたが、今はもうどうなっても良いやと思っている。息子も大人になったし、もう私の役割は終わったと思うから…。息子が赤ん坊の時にパパから離婚話を持ち掛けれられ、その時は息子の為には実の父親が一番だと思って、押し掛け女房みたいに無理矢理大阪までついていった。そして、どんな暮らしでも歯を食いしばって耐えてきた。子供の為にも夫婦は仲良くしているのが一番だと思っていたから。でも、病気になってからは理性が効かず、息子の前でどれほど夫婦喧嘩してきた事か。結局、仲の良い夫婦にはなれないまま、息子は大人になってしまった。残念である。