天気「昨日雨今日は曇りで肌寒い」
今日は燃やさないゴミの日。もう2ヶ月も忘れてしまって、今日やっと持っていけた。良かった。フ-。
昨夜食事中話をしていたら、私が発病した瞬間の時の事が話題になった。忘れもしない、あの日あの時、可愛がっていた弟に「バカは姉貴だ」と言われた瞬間、私の頭の中は突然過去からの出来事がすごい速さで走馬灯の様に回ってそして止まった。それから後の事はほとんど記憶にない。その話をしたら、息子は「そこで壊れたんだ」と言い、パパは「それ、日記に書いた方が良いよ」と言った。
調べたら2000年の5月21日に簡単に書いただけで、他には書いていない。今でも覚えているのは、兄弟の反対を押し切って末期ガンの実父を見舞う為に、帰ってきてすぐ用意出来る様買っておいたレトルト食品を初めて食べた事。3日間眠れず、明け方玄関でテレパシーを使って兄夫婦と会話しながら煙草を吸っていた事。誰にも見つからない様に、隣の市の大手スーパーへ行って駐車場でパパと話し合いをした事。パパの次弟に保証人になってくれるよう頼んだ時の事。このうちに決めた日、その前に見たマンションが暗くジメジメしていて外にも敵がうじゃうじゃ居たので息子が着ていた弟のお下がりのジャンパーを土足で何度も踏みつぶしていた事。(意味不明)不動産屋さんで弟とばったり会って私が怖がったのを見て弟が兄に電話したらしく、帰ってきたら兄からの電話がかかってきていて私が受話器を取ったがもう既に幼児になっていた事。パパと息子とパパの次弟とで引越しをして、敷いてもらった布団でやっと横になっていた時に差し入れのお弁当を少しだけ食べた事。(私の中ではこの日1日で引越しは終わったと思い込んでいたが、細かい物がいっぱい有って梱包出来なかったので、その後も何日間かパパは私が睡眠薬を飲んで寝た夜を見計らって荷物を積んで往復していたそうだ)引越しても眠れず睡眠薬を手に入れる為に近所の病院へ連れて行かれ、診察室で号泣してしまった事。そして、市役所へ行ってパパが色々手続きをしている間、地下駐車場の車の中でカーステから流れてきた宇多田ヒカルの『time will tell』を初めて聴いた事。(この時息子も一緒だったそうだが覚えていない)これらがほんの6日間ほどの出来事だったのだ。私にはとても長い長い日々だった。