7月21日(木曜日)

Guppy   2005年7月21日   7月21日(木曜日) はコメントを受け付けていません

天気「曇り空いつの間にやら夏休み」

昨日、珍しく息子が学校へ行ったと思ったら、どうも進学の話だったらしい。息子はエスカレーター式に大学の3年編入へ推薦入学試験を受ける予定だったから、私達はどうにかして今まで資金繰りをしてきた。それが、帰るなり「止~めた」の一言。しかも突然「学費が高いから」という理由で…。今まで就職組では無かったので卒業後の就職先は決めていなかった。だからと言って求人の来ていた会社へは入りたくない様で、やはり狙いは在るゲームソフト会社の一つ。採用の条件はプログラムソフトを提出する事と年令が25才までという事なので焦ったのかな。それとも本当にあまりの学費の高さにウチには分不相応だとやっと気付いたか。パパは就職浪人だけはダメだと言っていた。それで説得出来たのだろうか。息子にとっては初めての父親の反対だった。父親にいつも「わかった」と言われてきたから、まさか反対されるとは思ってもみなかっただろう。願書は今月中まで。あと10日もない。取りあえず書いておく様にと指事されていた。

息子は5年生になってから変わった。まず遅刻はしなくなった。そして学校にも飽きてきていた。行くのを面倒臭がっているのがありありと見えた。このまま進むとしたくもない仕事を探すか、引きこもりになるだけだ。それだけは避けたい。珍しくパパは自分の昔話を聞かせていた。学校から直結で行った仕事を止めなければ今頃は管理職だっただろう事。職を転々としたらその度に初任給になって、いつまで経っても貧乏暮しから抜けられない事…。

確かに今月から貯金の額を増やして生活費が辛かった。それは食事にありありと出ていた。みんなの食事を減らそうとしたら、パパが息子のおかずだけ買って後は買わなかったから。そんな事したら息子は食べにくいと思うんだけどパパの耳には入らなかった。私は「一つ屋根の下、一つ釜の飯」が理想だったけれど、病気になってから体内時計が狂っているせいか、ここ4年間同じ時間にご飯の用意が出来たためしが無かった。

閑話休題。細木数子の本を読んだら、パパの昨夜の行動は正解だったみたい。パパが息子のわがままに異を唱えたなんて事、本当に今まで1度も無かったんよ。パパっていつも思うんだけど、何で細木数子の占いに合うんだろう。不思議。自然体で生きているからかな。