天気「外は晴れ休日日和何しよか」
パパが私に「頭かち割ってやろか」と言う。ワイシャツとカッターシャツの違いがわからないのだ。パパは同じだと言う。昨日見たテレビでは東西で呼び名が変わると言っていた。東京ではホワイトシャツがなまってワイシャツになったと言う。関西では「勝った」をもじってどこかのクリーニング屋さんが商標登録したと言っていた。先月か先々月に一度ネットで調べて解決ついていたものを、私がまた蒸し返したから、言われたのだ。「いっぺん頭かち割ってやろか」と。私の頭は真っ白けになってしまって、何がどう悪いのかわからない。ただ私は大人が背広の下に着るのがワイシャツで、子供が学校の制服の下に着るのがカッターシャツだと思い込んでいた。この思い込みがなかなか消えない。どうしたら消えるのだろうか。
久々にチャイコフスキーのバイオリン協奏曲を聴きながら書いている。相変わらず天才バイオリニスト五嶋みどりの蚊の鳴くような高音のピアニッシモに聴き惚れる。もう15年近くになろうか、テレビ番組「徹子の部屋」で初めて聴いた時からのファンだ。あの時はまだ五嶋みどりは10代だったと思う。カーネギーホール設立百周年コンサートもビデオに録画して持っている。CD屋さんに寄った時にお金があったら買うのにな。なかなか余分なお金は捻出出来ない。残念だ。この人は母親がバイオリン教師で4才から習い始めたのだが、才能があると思った母親が8才のみどりの録音テープをジュリアード音楽学校に送り天才と認められ、離婚までして母親はみどりを10才でジュリアード音楽学校の特別給費生として通わせ、アメリカでデビュー、色んなオーケストラと共演させてきた。そして14才の時、バーンスタインの「セレナード」で演奏中に2つのバイオリンの弦を切ってしまい、コンサートマスターから2度もバイオリンを借りて、結局3つのバイオリンを使ってまで演奏したと言う逸話を持っているすごい人なのだ。私はこの人の弾くパガニーニ作曲の「24のカブリース」が好きなんだけどね。
パガニーニを初めて知ったのは竹宮恵子著の漫画「変奏曲」なんだけど、当時「変奏曲」の中の曲をLPレコードにしたのが売っていて、それで好きになったのだ。漫画の中では「バイオリン協奏曲第一番二長調」だったけれど、鳴っていたのは、カプリースの「第二番ロ短調」か「第13番変ロ長調」か「第24番イ短調」に近い。そこがパガニーニの特徴なのだろうか。
<追記>この時は知りませんでしたが、実際にみどりはこのパガニーニ作曲「バイオリン協奏曲第一番ニ長調作品6」を弾いています。他の人とは一味違う所が良いんですよね。