天気「晴れてても冷たい風が身にしみる」
またやってしもうた。鬱から浮上してきたら早速、口げんかになって…。哀しいよね。どうしても、『亭主の好きな赤烏帽子』になれない。相手が「黒」と言っても、私自身が白と思えば徹底的に「白」と言い張ってしまう。お互い頑固だし、どっちも引けないから何時間でも口論になる。私が引けばいいと言うが、そうはなかなかなれない。どうせ深い信念があって言っているわけではないのを知っているから、黙って聞き流していれば良いのに、すぐ引っかかってしまう。「お前のその性格が病気になる原因になったんだ」と言われたら反論は出来ないけれど、八方ふさがりに追いつめられた要因の一つに「あんたも居たのよ」と言いたい。20年前に追い出された父の見舞いに毎日通っていたら、兄から電話で「お前のせいでお金 (入院費か葬式代か慰謝料か…) を請求されたら三分の一払えるんか!!」と言われ、「何年かかっても払たるわい!!」と言って電話を切った。その時、「儂は知らんからな。お前が決めたんだからお前が払え。」と収入の無い私に言った事は忘れられない。初めて本気で離婚を考えた。サポートしてくれると思い込んで安心して言ったのだから…。今更追求しても仕方が無いけれど、夫も兄弟も、そして子供の冷ややかな視線に至るまで、みんなで私を追いつめたんだと思う。苦しかったなぁ。思い出すと今でも涙が出そうになる。辛い思い出なんか忘れてしまえれば良いんだけれど、こうやって書いていると次から次へと思い出してしまう。全てを吐き出して楽になれたら良いんだけれど、まだ胸の奥にモヤモヤと残っているから忘れられないのよね。いつか笑い話になる日が来るのだろうか。