天気「今日は雨?!これで桜も見納めか」
先週も見ました、ドラマ『君が教えてくれたこと』を。今度は、始めからストーリーを追って見ました。そうしたら川上隆也さん演じる、泣きたくても泣けなくなった元精神科医の気持ちが妙に身につまされちゃって……。今の私も似たような状態だからかもしれない。発病して1年、その間まるで心の奥底から噴き出すように泣いてしまったのはたった一度だけ。初めて行った病院の内科の先生が、私の(主人の?)話を聞いて優しい言葉をかけてくれた時だけ診察室で思わず号泣してしまった(ああいうのを「号泣」と言うんだね)。 あんな事生まれて初めてです。待合室の他の患者さん達が、泣き声のあまりの大きさにびっくりしていたみたい。それからは、また泣けなくなりました。辛い時、悲しい時、悔しい時、本当に泣きたい気持ちの時に限って、泣けないのです。泣きたくて泣きたくて、胸がキューッとなるのにどうしても涙が出て来なくて、眼ばかりが唯痛くなる。胸のキューッが消えるまで、ずっと眼の痛みが続くの。こんな時の苦しさや痛みは家族にだってわかってもらえない、きっとドラマの中の、あの元精神科医にならわかってもらえるかもしれない (現実に存在する人ならね)。ところが不思議な事に、何も感じていない時に限って勝手に眼から水が出て来るのです (だから目薬が要らないのね)。TVドラマや映画を見ている時なんだけど……。どうも心と身体 (涙) が一致していないみたいです。これも病気の症状の一つなのかねぇ…。
P.S. 川上隆也さんといえば……もしかして昔、中国残留孤児の役で日中合同制作のドラマに出ていなかった? 私は「エライ日本語の上手な中国の役者さんだなぁ…」と思っていたら、その後トーク番組『徹子の部屋』で「自分は日本人で、中国語の発音は難しくて覚えるのが大変だった」と言っていたのを聞いて、ものすごーくびっくりした事が有ったけど、アレ川上さんじゃないかなぁ……それとも気のせいだろうか。(?_?)